童話：ＳＳ白雪鉄也姫【前編】

先日聖哉君と白雪姫のキャストをマジンキャラに置き換えて妄想とか結構カオスな遊びをしていました。

以下妄想まとめ

■配役■
白雪姫：鉄也さん
小人1：旦那
小人2：旦那
小人3：旦那
小人4：旦那
小人5：旦那
小人6：旦那
小人7：旦那
王様：剣造パパ
王妃：ボス
魔女王妃：大介さん
王子様：旦那
ハンター：所員Ａ
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あるところに鉄也という姫がいました。


鉄也は優しい母、偉大な父に育てられそれは幸せに暮らしていました。
しかし幼くして母は謎の病気でこの世を去ってしました。


王は寂しかったのか、新しい王妃をめとります。
大介という名の美しい王妃です。

王妃は怪しげな丸い乗り物を乗りまわし、牛を誘拐し、ギターを弾き毎日薔薇風呂に入りその後、鏡の前に5時間立つというナルシストぷりでした。
周りの臣下は皆不審がり王に注意を促しますが、その臣下は次の日王妃によって例外なく亀甲縛りをされ大衆に晒されるという辱めをうけたのでした。

その処罰の恐ろしさに臣下も震え上がり何も言えなくなっていました。

しかし臣下の睨んだ通り王妃には秘密がありました。
王妃は鏡を除きます。
しかしその鏡は普通のかがみではありません。

魔法の鏡だったのです。

スペイサーそっくりの形をしたその鏡に向かい王妃は語りかけます。


「鏡よ鏡、この世で一番美しいのは誰だい？」

そして鏡が一番美しいのは大介様あなたです。と答えるのを延々繰り返し五時間ほどしてやっと満足し「やっぱり僕が一番か」と言って満足げに帰って行きます。


しかしそんな中変化が起こります。
鉄也が成長し18歳を迎えたころです。

鉄也は艶やかな黒髪、深く澄んだ青い瞳、黒々とした凛々しい眉毛、そして素晴らしい筋肉を備え、更には戦闘のプロとしての訓練まで父の剣造王から受けていました。

無愛想ながらその逞しく美しい容姿から臣民から愛され、歌を歌えば動物や小鳥がまわりに集まってくる始末。


「僕が一番」じゃないと気がすまない王妃はあせりました。
あわてて鏡の前に向かいます。
しかし鏡が答えた名は「大介王妃」ではなく「鉄也姫」でした。

王妃は頭がまっしろになり、慌てて研究員の癖になぜかハンターをやっている科学要塞研究城所員Ａ（キートン声）に鉄也姫の暗殺を命じました。


それを命じられた所員Ａは焦りました。
なんといっても鉄也姫は戦闘のプロ。
明らかに文科系の自分が挑んで勝てる相手ではないのです。

しかしもし暗殺を断れば亀甲縛りで吊るされてしまいます。


「鉄也君、所長(王）に頼まれたんだ木苺を摘みに行くの手伝ってくれないか？ついでにケーキでも食べよう。」

所員Ａは見え見えの嘘で鉄也を景色が見える綺麗な花畑に誘います。
しかし鉄也は王に頼まれたのとケーキの誘惑に何の疑問も持たずのこのことついていってしまいます。

無邪気に木苺を収穫しまくる鉄也姫を尻目に所員Ａは裏ルートから入手した「なんでもとかす銃」を握り締めます。

「そろそろ休憩にしよう鉄也君、ケーキをどうぞ」
「わぁ、有難うございます」

その時でした。普段無愛想な鉄也が一瞬見せた愛らしい笑顔に心を奪われてしまったのです。
下半身がむずむずするのが分かりました。

所員Ａは銃を投げ飛ばすと鉄也に詰め寄ります。

「鉄也君・・・王妃に君を暗殺しろと命じられて来たが・・・
もう我慢できない！合体しよう！！！」

あまりにも唐突な所員Ａの発言に呆けつつ、全力で悪寒を感じた鉄也姫は反射的に所員Ａを全力で殴りとばしてしまいました。

とりあえず殴ってしまった鉄也でしたが慌ててその場を走り去ります。
なんかよく分からないけど逃げないとマズい！
戦闘のプロとしての鉄也姫のカンがそう告げていました。


森の中をさまよいさまよい、さまよいまくり姫はここがどこだか分からないくらい山奥に迷い込んでいました。

「チッ・・・俺としたことが・・・迷っちまうとは・・・」

このまま野宿になりそうだがドレスが汚れてしまうなと、こんなところだけ姫っぽいことを考えつつ少し歩くと家が見えました。

「家・・・？助かったぜ宿を借りるか・・・」

そう思い家に近づいてみた姫でしたが、なにか様子が変です。
そう、この家は通常サイズの家の半分くらいしかない家だったのです。




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力尽きた！！！続きはまた後日！